育児のお悩み

育児に悩む方々に向けた育児あるあるや、よくあるお悩みなどについての記事集です。管理人が思ったことなど、ざっくばらんに掲載していきたいと思います。

男性が子供ができて父親になってから知る苦悩...

親になるということ

世の中には自分で経験をしないと当事者の気持ちがわからないことが多々あります。 当事者ではない時には好き放題言えますが、いざ自分が当事者になってみると、その大変さや意外な苦労に気付かされるという経験はありませんか?。

親になるということもその中の一つです。 自分が親になるまでは、他人の子育てについて何かと好き放題言ったり、自分が親になった場合を妄想して子育ての理想を語ったりした経験はみなさんあるのではないでしょうか?

でも実際親になってみると、想像していた生活とは全く異なる現実が待っているものです。 特にお母さんに比べてお父さんの方が理想と現実のギャップが大きくなる傾向があります。 お母さんは妊娠してから子供が産まれた後のことを考えて、必要なことを調べたり周囲の話を聞くなどしてリサーチしながら妊娠生活を過ごす人が多く、出産後の覚悟ができているものです。 ところがお父さんはお母さんに任せっきりで特に何も調べていない人が多いのではないでしょうか。 ここではそんなリサーチ不足のお父さんに焦点を当て、子供ができた後、つまり、父親になって初めてわかることを列挙します。

嫁のつわりを舐めていた

妊娠中につわりがあるということは、子供でも知っていることです。 しかしほとんどの人は、妊婦さんが吐き気と戦い、妊婦さんだけが大変の思いをするものと想像しているのではないでしょうか。

実際身体的に大変な思いをするのは妊婦さんだけですが、周りにいる方も気を遣わなければいけない場面は多々出てきます。

つわりが酷い時期の妊婦さんは、とにかく臭いに敏感で、炊飯器の湯気や、人のお風呂上がりの臭いなどで辛くなる人もいます。 そのようなことを事前に知っている旦那さんもあまりいないと思うので、ゴミの処理や部屋の臭いなどで妊娠前以上に気を遣わなければいけないことに困惑することがあります。

また、妊娠中はホルモンバランスが乱れることで、妊婦さんがイライラしたり周囲に当たることがよくあります。 特に旦那さんに当たることが増え、夫婦によっては喧嘩が増えて、せっかくおめでたい妊娠がお互いにとって辛い期間になることもよく聞く話です。

つわり

赤ちゃんの世話が想像以上に手がかかる

子供が産まれると同時に育児がスタートします。 可愛い我が子は一緒にいるだけで楽しいものです。 しかし当然遊んであげるだけではいけません。 オムツを変えなければいけないし、ミルクをあげたりなど、やることはとにかく多いですよね。

子供ができる前までは、自分の子供のためであればいくらでも頑張れる!と安易に言う人が多いですが、実際に経験してみるとその過酷さから自分の甘さを実感することでしょう。

子によっては抱っこをしていないと泣き続けたりなど、ずっと構ってあげないといけない子も多いです。 子育て中に腰痛を発症する人がいるように、育児は想像以上に肉体労働であるということに親になって初めて気づかされます。

父と子

夜泣きを舐めていた

夜泣きもかなり体力を削られます。 子供ができるのは大抵働き盛りの年齢で、帰宅が夜遅い人も多いでしょう。 そんな中で夜中に何度も泣かれてしまうと、十分な睡眠を取ることができず、毎日寝不足に陥ります。

お腹が空いたなど原因がはっきりしている場合はまだいいのですが、なぜ泣いているのか原因がわからない夜泣きの場合、いつまで子供の絶叫に耐えたらよいのかわからず、途方に暮れて疲労感は増すばかりです。

子供が産まれる前までは、家族で川の字になって寝る!と意気込んでいる旦那さんも多いとは思いますが、体力がもたずに結局は奥さんと部屋を分けて寝る旦那さんもよくいます。

夜泣き

想像以上にお金がかかる

子供の出産にかかる費用などはあらかじめ想像していた通りになるのですが、出産後にかかる費用は想像以上になることが多いです。

服などは子供はすぐに大きくなって着れなくなるため、貰い物で済ませるつもりの夫婦は多いのではないでしょうか。 しかし、結果的には足りなくなったりサイズが合わなくなったりで、よほどの数を貰っていない限りは買わなければいけないことになったりします。 そして、たまには新しい服を着せてあげたいといったような親心もついつい出たりします。

子供の面倒を見るのが大変な場合、子供をあやすための手段としておもちゃを買って色々試したくなる人も多いでしょう。 その時におもちゃの価格が意外と高くて驚くはずです。 特に有名なキャラクターを使ったおもちゃは段違いに高いです。

また、子供の記念日に写真を撮りに行く家族が多いと思いますが、そこでの撮影費用はビックリするほど高いです。 ただ、一生に一度しかない記念日と思えば、ついつい高くてもちゃんとした写真を残したくなるものです。

予防接種なんかも種類によっては自費で受けさせなければいけない市町村もあり、万単位でお金がかかってしまいます。

育児でかかる費用について、あらかじめリサーチ済の人であれば大丈夫だと思いますが、リサーチ不足の人はどんどん財布からお金が出ていくことで不安になる人もいることでしょう。

お金がかかる

自然と子供優先で物事を考えるようになる

出かけ先や飲食店の選び方など、子供が産まれる前まではすべて自分本意で決めていたことが(もちろん奥さんが決めることもあるが)、子供が行ける場所、ひいては子供が楽しめる場所かどうかを考えて選ぶようになります。

なけなしのお小遣いしか持っていない状況でも、子供の服やおもちゃのために使いたいと思ってくるようにもなってきます。

そんなの当たり前、と思われるかもしれませんが、仕事から解放された休息の一時を、自分のためではなく子供のために過ごすようになる自分自身の行動に、「俺も父親になったんだなぁ」と、感じる人は多いのではないでしょうか。

子供優先

自分の子供が可愛いくて仕方がない

子供が元々好きな人であれば当然のことだと思いますが、それほど子供が好きではなかった人も、自分の子供ができると可愛くて仕方がなくなってきます。 特に赤ちゃんの頃は愛くるしい仕草など、動きの一つ一つがたまらなくなってきます。

家にいる時はついつい構いたくなりますし、仕事中は会えなくて寂しい思いをして帰って抱きしめたくもなるでしょう。

また、不思議なことに自分の子供だけではなく、他の子供も可愛く見えてくるもので、特に自分の子供と顔が似ている子供を見つけるとついつい目で追ってしまうことがあります。

元々それほど子供を好きではなかった人にとっては、自分がこのように子供好き(親バカ)になった変化に自分自身で意外性を感じるものです。

遊ぶ子供

他の親と子供の話をしたくなる

自分に子供ができると、他に子供がいる人と会話をする時は育児の話題が増えてきます。

特に同じくらいの年齢の子供がいる同士だと、より一層育児の話題が多くなるものです。

子育てをしていると、他の家の子はどんな育児をしているんだろう、とか他の家ではこんな時どうしているんだろう、と気になることがあるためについつい育児の会話をしたくなるんですよね。 ただそれとは別に、自分の子供の可愛いらしさについて誰かに話したいという気持ちがあるのも事実です。 ちらっとさりげなく子供の写真を見せながら子供の可愛らしさについて語るようになると、親バカに一歩近づいた気がします。

成長一つ一つに感動する

子供は産まれてからどんどん成長し、できることも次々増えていくものです。 寝返りができ、ハイハイができ、歩くことができ…と。

できることが増える度に子供が成長する力に感動するものですが、やはりそれは毎日一緒にいて育児を頑張っているからこその感動です。

育児はなかなか先が見えず、精神的に参ってしまうことがありますが、子供が成長した様子を形にして示してくれることで、多少なりとも達成感があります。

子供がとにかく可愛いあまり、これ以上大きくならなきゃいいのにと思う親もいるかもしれませんが、子供が一歩一歩成長し、できることが日々増えていくことに感動を覚えない親はいないでしょう。

父と娘

子供のために頑張ろうという気持ちに本気でなれる

子供が産まれ、守るものができると頑張れるようになるなんて話はよく聞きますよね。 そんな偽善染みた話は嘘だと思っている人はいると思います。

でも、実際に子供ができるとその気持ちがよくわかるようになります。 これこそ本当に親にならないと実感できない感情ですね。

どんなに仕事が辛くても、子供のあどけない寝顔を見ると、この子が楽しく幸せに暮らせるように一生懸命頑張ろうと思えてくるのです。

親から子供に与えるものはたくさんありますが、子供から親に与える影響もたくさんあるものです。

家族で遊ぶ

ただただ元気に過ごしてほしいと願い、多くを望まなくなる

子供が産まれてくる前は、将来こんな大人になってもらいたい、こんなことをさせたい…と親というものは勝手な願望を多く持っているものです。 しかし、実際に産まれてくると(もしくは出産が迫ってくると)、可愛らしさと危うさを持った子供を前にして気持ちが変わってくるものです。

子供が大きくなる頃には考えも変わってきますが、ある程度大きくなるまでは、ただただ元気に笑顔で過ごしてほしいと思うものです。

兄弟